ぐっすり快眠!質のいい眠りで仕事の効率もUP
基礎知識働き方改革の施行から早1か月余り。
実際に、残業が減り勤務時間が短くなった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
勤務時間の短縮は『早く帰宅できる』『自由に過ごせる時間が増える』というメリットがある反面、
これまで以上に、効率的な働き方が求められるようになります。
効率的に働くうえで重要なのが“睡眠”です。
睡眠不足が常態化すると日中の心身状態に悪影響を及ぼすという研究も数多く発表されています。
世代別の睡眠に関するアンケート調査
今回、睡眠に関するアンケート調査を行った結果、20代から60代の方の6割が自身の睡眠不足を感じているということがわかりました。
出典:2019年4月 株式会社天真堂調べ(WEB調査 調査対象20~69歳男女 n=2,100)
睡眠不足を感じる方(上記のアンケートで「とても感じる」「たまに感じる」と回答された方)は実際にはどの程度睡眠をとっているのでしょうか。
出典:2019年4月 株式会社天真堂調べ(WEB調査 調査対象20~69歳男女 n=360)
全体として6割以上の方が6時間以下の睡眠時間と回答しました。
特に、男女共に50代のグループは8割近くが6時間以下の睡眠時間と回答しています。
一晩の睡眠量は、成人してからは加齢につれて徐々に減っていきます。
夜間の睡眠時間は 10 歳代前半までは 8 時間以上、25 歳 で約 7 時間、その後 20 年経って 45 歳には約 6.5 時間、
さらに 20 年経って 65 歳になると 約 6 時間というように、
健康で病気のない人では 20 年ごとに 30 分ぐらいの割合で減少し ていくことが分かっています。
必要な睡眠時間は世代に応じて 6 時間~8 時間程度を目安にすると良いでしょう。
睡眠時間は十分!でも睡眠に不満…
一方で、8時間以上の睡眠時間があっても睡眠に不満があると感じる方がいるようです。
この場合は、もしかしたら睡眠の質に問題があるのかもしれません。
では“質の良い睡眠”の定義とはどのようなものでしょう。
1、寝つきが良い
寝床についたら10分以内に入眠できる状態がベストです。30分以上経っても眠れない場合、一度寝床から出てリラックスできる環境で眠くなるのを待ってみましょう。
2、ぐっすり深く眠れる
眠気がないのにやることがないから寝床に入るという方は要注意です。必要以上に長く寝床にいると、結果として浅い睡眠になって中途覚醒してしまい、睡眠の満足度が低下してしまうことも…。
3、朝すっきり目覚める
人間の睡眠には周期があり、深い眠い「ノンレム睡眠」と浅い眠り「レム睡眠」を交互に繰り返しています。個人差はありますが約90分でノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しています。深い眠いのタイミングで起きるとすっきりと起きることが出来ず、目覚めが悪いと感じるようです。90分おきに訪れるレム睡眠時に起きれるよう目覚まし時計をセットするといいでしょう。
質の悪い睡眠を続けると注意力や作業効率の低下を招きかねません。
たくさん寝たのに疲れが取れないという方は、この3点が守れているかチェックしてみましょう。
天真堂では睡眠をサポートする指定医薬部外品もストック処方として取り揃えております。ご興味のある方は是非お問い合わせください。
(参考:健康づくりのための睡眠指針 2014(厚生労働省健康局)https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf)