天真堂では、生化学・農学・薬学・栄養学・皮膚科学の学術データを基に
1,000種類以上もの素材の中から機能性原料を選定・開発しています。
開発には大学・研究機関・国内有名企業と連携し、
素材の抽出方法の決定から未知の有用性・機能性に至るまで遺伝子・細胞レベルで研究を行います。
これらの研究成果は各学会へ発表し特許化を視野に入れるとともに、
お客様にオンリーワンの製品を提供すべく、天真堂オリジナル化粧品原料・食品原料として量産体制を整えています。
今回はそんな天真堂オリジナル原料の中から、今一押しの最新原料『加熱発酵ニンニク粉末』をご紹介いたします。
ニンニクはデザイナーフーズの王様!
アメリカ政府が90年代初頭から進めている、ガンに予防効果のある食品を探し、
さらに有効な食品を作り出そうという国家プロジェクト「デザイナーフーズ計画」。その中で最上位に位置づけられるのがにんにくです。
天真堂は、デザイナーフーズであるにんにくが、2016年にメカニズムが解明され、
研究者がノーベル賞に輝いたことでも知られる『オートファジー(自食作用)』に与える影響に着目しました。
オートファジーとは?
オートファジーは、生体が不良品・老廃物の消去(処理)によって細胞内の品質を管理し、
常に新鮮な状態を保つ現象です。
細胞浄化システムの1つであるオートファジーは、生命維持において非常に重要な機能と考えられています。
私たちは、早稲田大学細胞制御学研究室と共同でこれまでにないニンニク原料の開発をしております。
多くの発酵菌からベストな菌を選択し、ベストな発酵条件で発酵することにより、従来にない新機能ニンニク原料の開発に成功いたしました(特許出願中)。
オリジナル発酵ニンニクは普通のニンニクと比較して、約5.5倍の抗酸化力と、
約1.5倍の細胞賦活力があることが分かりました。
また、ニンニクのオリジナル発酵によりオートファジーに影響を与える可能性があることが分かってきました。
現在も研究は継続中であり、今後もニンニクの新たな機能性を解明していきます。
天真堂オリジナル原料についてご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください。